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ある日次男が突然言いました。

「おれ、父ちゃんが死んだら父ちゃんのサイフを奪う!!


ワシ「・・・・・・まじ?・・・・怖え〜〜〜〜〜」


次男「だってさ、父ちゃん死んだらお金使わないからもったいないじゃん。だから奪う!!


ワシ「・・べつに奪わなくてもいいんじゃない?」


次男「奪ってガチャガチャいっぱいやる!!」


ワシ「ワシが死んだらちゃんとユーリと二人にあげるから、な?」


次男「ユーリには少し分けてやる・・・・フフ・・」


ワシ「・・・・・聞いてる?」


次男「あとポケモンのゲームと“ねるねるねるね”いっぱい買う!!」


ワシ「夢広げんなよ」


次男「そんで金持ちになってやる!!」


ワシ「お前・・・・目が怖え〜よ・・・


それに金持ちは無理だぞ。


■■■


■■■

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昨年長男が小学校へ入学しましたところ

我が家へ友達が遊びに来るようになりました。

面倒見の良いその友達たちは、次男のシュリ坊とも遊んでくれます。

でも外で遊ぶときは置いて行かれることもしばしば。

先日は母親と買い物をして帰ると、すでにユーリとその仲間たちは外へ遊びに行った後でした。

次男「あれ?ユーリは?」

ワシ「遊びに行ったよ」

次男「くそ!置いてかれた!」

ワシ「今日は家でおとなしくしてろよ」

次男「ムムムムム・・・・・」

リビングの角に置かれている地球儀の前に歩み寄ると、右手で太平洋のあたりを叩き、回転させ始めました。

次男「いったい、どこへ行ったんだ?ユーリは」

ワシ「・・・そんな遠くまで行ってないと思うけど・・」

次男「アメリカ?」

ビシッと指を指します。

ワシ「そんなところにいるわけないでしょ。それにそこは中国だぞ」

次男「ムムム・・じゃあ、イギリスだ!」

ワシ「いないよ」

次男「中国!!絶対!!・・・なんで中国って黄色いの?」

ワシ「・・・それは地球儀作った人が塗ったんだよ」

次男「スイスだ!・・・スイスってどこ?」

ワシ「だからいないよ」

次男「アフリカ!」

ワシ「そこブラジル」

次男「ここ!!(もう名前が出てこない)」

ワシ「いない」

次男「そこ!」

ワシ「いないってば」

次男「ここだ!」

ワシ「いませーーーーん」


ガチャ!!「ただいまーーー!!!」


次男「あ、ユーリ!どこまで行ってたんだ!!!」

長男「?・・・第4公園だけど・・・」

次男「チッ!そんなに近かったか!!」


・・・だから言ったでしょ


■■■


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拍手[7回]

UMA
道央 三日目。

ワシらは朝から東へ向かいました。

天気も上々、気温も昨日ほどではなく(昨日は、くっきりとタンクトップ焼けするほどの日差しだった)、快適なドライブ日和。

目的地は「然別湖」です。

途中、川や湖を見つけては「あそこ釣れそうだな」とか「ああいう場所によく潜んでるんだよね」とか、昨日デビューしたばかりの“釣り名人”達が偉そうに講釈をたれていると、何やら雲行きが怪しくなってきました。

狩勝峠の手前です。


ワシ「ま、まあ・・この峠はいつも曇ってんだよ・・」

ジイちゃん「そ、そうだ・・・晴れてる方が珍しいんだ・・」

長男「・・・ふーん・・」


しかし狩勝峠へ近づくと、霧が出てきました。

そして、標高が上がれば上がるほど霧は濃くなるばかり。

ついには視界は10m程度、対向車はライトを点灯していないと直前まで認識できません。

山間を覆う低い雲の中に入ったようです。



ワシ「うーむ・・・どうやらこれは雲の中のようだ」

長男・次男「くも??」

ワシ「うむ。今、我々は雲の中を進んでいるのだ」

次男「ひゃっほーい!!」

ワシ「お前たち良かったな!夢が叶って!思う存分、雲をさわれ!!」

長男「うほー!!ほんとに冷たーい!!」

次男「ほんとだ!冷たい!」



いいぞ、頂上には晴れていれば見晴らしの良い展望台と茶屋があるという事実をこれで隠蔽することが出来る。知ったところで落胆するだけなのだから・・・。


ジイちゃん「お、頂上だ!うまい団子食ってくか」

ワシ「シャラーップ!!!」



峠を越え、雲を抜けてもそこはやっぱり曇り空でした。
霧雨も降ってます。

ワシ「まあ・・ゆっくり行こうよ、あっちは晴れてるかもしれないし」

途中、美術館に寄ったり(金が掛かると言ってやめた)、牧場に寄って、長男が遠くにいる馬たちをテレパシーで呼び集めたり、寄り道をしながら然別湖に到着しました。


どよ〜〜〜〜〜ん


ワシ「・・・・さむっ!」

バアちゃん「ほら、魚がいっぱいだよ!」

長男「おお、すごい!!」

遊覧船の桟橋から湖面を覗き込むと、20センチほどの魚の群れが。

ジイちゃん「ミヤベイワナだ」

残念ながら然別湖では基本的に釣りが禁止されています。

長男「釣りてーなー、ちくしょう」

それにしても天気が悪い・・・。
ここへは何度か来ていますが、こんなにどんよりとした日は初めてです。
上空を覆う雲は厚く、なんだか薄暗いし、霧雨も相変わらず降ってます。


長男「ボートに乗りたい!!」


ワシ「・・・・・・・・・・・・え〜〜?・・・」

ジイちゃん「やめておけ、こんな日に・・・」


長男「しゅっぱーつ!(聞いてない)」


ジイちゃん「ほんとに行くのか?遊覧船にしとけ」

ワシ「・・・しょうがねーよ、すぐ戻る」


結局、長男と二人で手漕ぎボートで湖へ。

2、30分ふらふらと岸の近くを漕いでいましたが、気がつくと湖の真ん中へ。


ワシ「なんか、こういう日に乗ると、けっこう不気味だな・・」

長男「なにが?」

ワシ「なんか水が黒くてさ、波も穏やかだろ?このボートの下に大きい何かが・・」

長男「何かって、なんだよ!」

ワシ「恐竜だよ、首が長いやつ」

長男「そ、そんなのいるわけないだろ!」

ワシ「おまえ、ネッシーとか知らんのか?」

長男「そ、そ、それがいたとしたら、どうなるんだよ!」

ワシ「・・・食われる」

長男「!!!」



ワシ「ある日、ちょうど今日みたいにどんよりと曇った日だったらしい。ワシらのような親子がボートに乗ってこの湖の真ん中へやって来てな・・・今いる場所だ」

長男「・・・・・」

ワシ「どうやら禁止されているミヤベイワナを釣ろうとしていたんだな。二人は糸を垂らすと、あっという間に獲物はかかった。手つかずだから、入れ食いだ」

長男「いいなぁ、そ、そんで?」

ワシ「二人はたった20分で15匹も釣ったらしい。そしてその息子が糸を垂らして数分後、また獲物がかかった。今度は大物らしく、そいつとしばらく格闘しているとボートがバランスを崩して、ひっくり返ってしまった。父親はあわてて息子を抱え、岸に向かって泳ぎ始めた。その時父親に抱えられていた息子は、岸とは反対側を眺めていたんだが、その時見たんだ」

長男「・・・なにを?」

ワシ「水中から現れた、濃い緑色の長い首だ」

長男「ゴクッ・・」


ワシ「その息子は叫び声すら上げることが出来なかった」

長男「そ、そして?」

ワシ「身体の大きさの割には小振りな頭がスッと近づいて、父親の下半身に噛み付いた。噛み付いたというよりは咥えたと言う感じだな。その怪物は息子もろとも冷たい水中へ引きずり込むんだ、バキバキと音を立てながら・・・体はバラバラにされて食べられてしまうし、食べ残しがあっても魚たちの餌になる。それにここは深さが百メートル。沈んだ死体が見つかることは無い。・・・そんな人たちが今まで何人もいるらしいぞ」

長男「ど、どうして、死体も無いのにそんなことがあったって分かるのさ!ただ船が転覆して溺れただけかもしれないじゃないか!」

ワシ「目撃者がいるのさ。ただそんな話、誰も信じないだろ?証拠は無いんだし」

長男「じゃ、じゃあ、その目撃者ってどこにいるんだよ」

ワシ「近くにいるよ」

長男「?」


ワシ「・・・・・お前のジイちゃんだ」


長男「・・・・・・・・・・・・・・・・うそでしょ?・・・」




黒い湖面は波一つなく静寂を保っています。




ゴゴゴゴゴ・・・



何やらエンジン音が聞こえてきました。

長男「あれ!」

長男が指差す先に遊覧船が見えます。

そして船の後部デッキからジイちゃんとバアちゃんが手を振ってます。

長男「おーーーーーい!」

手を振るワシら。

ワシ「ん?シュリ坊はどうした?いるか?」

長男「父ちゃん!!あれ!!」

船内を後方から前方へ走る猿のようなシルエットを発見


ワシ「あいつ、何をする気だ?」


後ろから慌てて後を追うバアちゃんと操舵手のジイさん。


ワシ「あの野郎、船を乗っ取る気だ!!!

長男「まさか!」


しかし、操舵室で舵を切ろうと操舵輪に手をかけた瞬間、後から追いついたバアちゃんと操舵手によって敢えなく取り押さえられるシュリ坊。二人の活躍により、シージャック事件は未然に防がれたのでした。

後から聞く所によると、慌てて取り押さえた後、操舵室で記念写真を撮ってやるとご機嫌でその場を去ったとのことです。




長男「ところで本当なの?さっきの話」

ワシ「ん?恐竜の話か?」

長男「うん」

ワシ「そんなもん、いるわけねーだろ」

長男「そ、そうだよね」

ワシ「ネス湖のネッシーだって大規模な調査を何度もしてるのに未だに見つからないんだから、恐竜なんていないのさ、どこにも」

長男「でも恐竜じゃない何かがいるかも知れないよ」

ワシ「ああ、そうかもな、いたら父ちゃんも見てみたいよ」

長男「うん、俺も」

ワシ「さ、帰ろう、時間だし雨で体が冷えちまった」


岸へ向けボートを漕ぎ出すと、暗い水中のその先で、ゴツリとオールに何かが当たる感触がした。


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先月の最後の週に遅めの夏休みをとりました。

とはいえ、7月の終わりにも一泊で毎年恒例の房総へも行ったのですが、、

今年の8月は暇そうだし(実際はそうでも無かったんですけど)、北海道へでも行こうということで行ってまいりました。

お母ちゃんを松葉町へ残して野郎3人、「漢まつり」です。

北海道のヘソの街にジイちゃんとバアちゃんが住んでるので、旭川空港へまず行かねばなりません。

ご存知だとは思いますが、最近は格安な航空会社がありまして、ワシらはスカイマークで行きました。

以前、仕事で利用した際に「お、意外と悪くねーぞ」と思ったのと、羽田ではなく成田から出発できるというのが良いですね!

次男のシュリ坊は北海道は初めてアンド飛行機も初めてなので、テンションも上がります。

次男「おれ、雲さわろー!くも!」

長男「窓開かないから」

次男「雲ってさわると冷たいんだってさ!!(全然聞いてない)」

ワシ「あ、そ」

次男「ねぇ知ってる?ホタテって目が80個もあるんだって!」

ワシ「・・・なんの情報だよ」

次男まめしば

ワシ「・・・・・」




旭川空港へ到着するとバアちゃんが迎えに来てました。

その足で旭山動物園へ。

長男のユーリは4回目、シュリ坊は初めてです。

バアちゃん「シュリくん、何見たいの?」

次男「・・・・・・・さる」

旭山と言えば、アザラシとかシロクマとかなのに・・・しかも「さる」とか言って範囲を広く指定してきました。

次男は入り口でもらったパンフレットにある地図を見ながら、次はライオンとか次はウサギとか言ってますが、実際にその場へ行くとチラッと一瞬その動物を見るだけで、「もう見た、次」とか言ってあっという間に園内を一周。1時間半ほどで動物園を去ることに・・。


実家へ到着して、ジイちゃんと庭のトウモロコシをみんなで収穫してその日は終わりました。


翌日。


ここヘソの街でのメインイベントは釣り。

ジイちゃんが良さげなポイントを見つけたというので、バアちゃんを置いて4人で行きました。

車で15分ほど行くと、東大の演習林があり、そこには手つかずの自然が残っています。

ジイちゃんのポイントへ着くと、熊よけの鈴と火薬の類いを持って川へ降りて行きました。



長男「よっしゃー!!釣るぞー!!」

長男が一番楽しみにしていた釣りです。

釣り堀以外での釣りは初めて。
しかも渓流釣りです。

仕掛けは簡単、竿は松葉町からわざわざ持ってきた万能竿に浮きと針が付いてるだけ。

餌は人造イクラです。


朝から来ていると思われるおじさんが何も釣れずに帰って行きました。


ワシ「本当に釣れんのか?」

ジイちゃん「わからん」


シュリ坊は完全に釣る気はゼロ。
長い棒で水面を叩きまくってます。

そんな時、ワシの足下をサッと魚影が!

ワシ「おい、ここにいるぞ!」


ユーリは駆け足でやってきて、すぐに針を投げ入れました。


間もなくすると。


長男「つ、つれた〜〜〜!!!」

小さいが、マス科の何か(たぶんニジマス)をつり上げた模様。

長男「よっしゃー!次!次!」


ジイちゃんが召使いのように針に偽イクラを取り付けます。


長男「行けぇ!!」

しばらくすると浮きがキューンと何かに引かれるように力強く水中へ沈んで行きます。

長男「よし!!」


次男「よし!!!」


ぼちゃーん!


ぼちゃーん!


長男がたらす糸の周りに、爆雷のような水柱が立ち上がります。

どうやら暇人が石を投げ入れてるようです。


次男「はっ!!」


ぼちゃーん!


次男「死ね!!」


ぼちゃーん!


長男「や〜め〜ろ〜よ〜!!!!」


ジイちゃんにその場で取り押さえられる次男。

そのままワシは50m上流へテロリストを連行して行きました。




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我が家で“天然”と言えば、間違いなく長男のユーリであると断言できます。

風呂に入る前、勢いよく全裸になるとトイレへと駆け込み、おしっこを済ませ、風呂場の前へ来るとなぜか再びパンツを履き、ドアを開け入ってきます。

長男「ひゃっほーい!」

ワシ「おい、パンツ・・」

長男「うぉっと!間違えちった!」

天然でボケるこのような基本的な行動が、ほぼ毎日のように繰り返されているのです。

昨日は靴下を片方しか履いてませんでした。

天然者ですから、今後とも治らないと思うので、せめて、じっくりと観察をし、記録を付けていこうと思います。

※次回は100回記念!!
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※画像をクリックすると、少しは大きく見られます。
さらにクリックすると、なんとズームされます。大きいです。

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「すずめの話」のfacebookページでは書きましたが、前回ブログでお伝えしたハムスターのハムハムが死んでしまいました。

寒くなった日にヒーターを入れることができずに死んでしまったのです。

生き物係であるワシの管理がずさんでした。

気の毒なことをしたと思います。


そんな話しの後に何ですが・・。

先日、保育園に次男を送って行った時のこと。

皆お絵描きをしたようで、作品がずらりと教室内に展示されていました。

お花とかお友達とか、中には意味不明な記号の羅列のようなものもありましたが・・

うちのはどれかと探しておりましたら、発見。

人の顔のようです。

前回はオレンジ色のドラえもんでしたが、なかなか上手だったので褒めました。

今回もオレンジ色の顔なのですが、なんだか薄汚れている顔のようで、苦悶の表情にも見えます。

ワシは眼鏡をかけていても視力が今イチなので、近づいてよく見てみると、絵の横に先生が補足してありました。

『ぞんび』

「・・・・・・・・・」

最近、ゾンビのゲームが上手にできるようになってきたので、ゾンビが大好きになったようです。

ワシ「おいシュリ坊(次男のこと)、お前、ゾンビなんか好きなの?」

次男「うん、シュリたん、ゾンビ大好きだよ」

ワシ「あ・・そう・・」


それにしても子供は上達が早いなぁ。
いや、絵にしてもゲームにしても(感心してる場合かと怒られる)。
ちなみに、ウチでゲーム(スーパーマリオ)が一番下手なのはワシです。

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もう昨年の話になりますが、

長男が欲しいというので、ハムスターを飼い始めました。

ジャンガリアンって種類で、一般的な、どこのペットショプにも売っている普通なやつです。

グレーのメスを手に入れました。

家に帰る途中からテンションが最高潮の長男と次男。

長男「ひゃっほーい!名前なんにしよっか!」

次男「うーーーーむ・・・」

長男「ハーちゃんは?ハムスターのハ」

ワシ「つまらん!!」

次男「ジャガーノートがいい!」

ワシ「・・・・・・は?」

次男「ジャガーノート!」

ワシ「ジャガーノートってあのジャガーノートか?」

ジャガーノート・・・

それはワシが好きなFPSゲームCALL of DUTY ModernWarfare」シリーズに登場する最強最悪の無敵兵士のことで、改良された耐爆スーツに身を包み、機関銃を乱射しながら走ってくるクレイジーなヤツです。初登場したModernWarfare2では、登場時に重低音の不気味な効果音とともに遠くから走って来るので、オシッコちびります。

しかしそんなクレイジー野郎も我が家では大人気。

ダウンジャケットのフードを被り、近くの者すべてに殴り掛かるという「ジャガーノート」ごっこが最近の流行です。



ワシ「あのなぁ、こいつ女の子だぞ。ジャガーノートはないだろ」

次男「え〜〜〜?だって強そうな名前じゃん」

ワシ「強そうじゃなくていいだろ、そこは!」

長男「じゃあハムちゃんは?」

ワシ「つまらん!」

次男「ハム太郎にしようよ!ハム太郎!」

ワシ「だからこいつは女なんだよ!!」


結局この子の名前は「ハムハム」という、ひじょうに無難な名前に決定しました。

世話は長男がしています。

しかしハムハムが来たおかげで、毎日頭の中で「とっとこハム太郎」のテーマが流れっぱなしで、半狂乱になりそうなときもありますが、新しい仲間が出来て少しまたにぎやかになりました。

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とっとこ〜走るよハム太郎!

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2ヶ月間のご無沙汰で、気づけば年が明けてました。

お元気ですか?

11月から仕事が忙しくなりまして、いくつも案件を抱えながら、夜中も明け方も時間の使い方に工夫を凝らさなければ全てをこなせないという、肉体的にも精神的にも負担ののしかかる日々だったもので、年の瀬の30日と31日にはとうとう脳内の何かがブチ切れました。

「もうぜーんぶいやだ・・・」

ということで、なんにもしないことに決めたのです。

年末の掃除も仕事も「To Do」的な物はすべて脳内でキャンセルなのです。

「To Do」リストは白紙化されました。


ていうか「To Do」って字見るだけでむかつきますね。なんかひじょうにムカつきます。

とりあえず「トゥードゥー」ってカタカナにしておきます。クックドゥーみたいな感じが美味しそうです。

「効率」とかも嫌ですね。

なんでもかんでも効率効率って忙しないですよ、ほんとうに。

無駄があったっていいじゃないですか!

昨今なんでもかんでもシンプルシンプルみたいな、生き方もシンプルで、なんて。

ほんとはワシは無駄が好きなんですよ!ゴチャゴチャしたやつがいいんです!

おされな近代的な街並よりもアメ横のほうが好きなんですよ!!


ということで、じゃあ効率は「コウリツ」で。

そりゃあ「トゥードゥー」をリスト化したり「コウリツ」よく仕事をこなすことは大切だと思いますよ。ワシも生きてくためにやってます。いやー、やらざるを得ないでしょ。

でもそんな何かに日々追われているような生活は正直言って、ふんとにウンザリなんじゃあ!!ぼげー!!



だって、だって、ワシ徹夜で仕事とかイヤなんだもん。

その結果、大人なのに怒られたりってしんどいんだもん。

時間に追われず、暖房でヌクヌクになった家の作業場でアイスをペロペロなめながら、イイコイイコされながら、ただ絵を描いてるだけみたいな仕事がいいんだもーん!!





と、いうことで30日31日は昼間から酒を呷りながら届いたばかりの「CALL of DUTY Modernwarfare3」を息子と一緒にやりまくりました。

「ううぉー!殺せ殺せぇ!!皆殺しじゃあ!!!」

「父ちゃん!ソープが、ソープがぁ!」

「なんてこった!ソォーーーープ!カンバーーーック!!」

「・・・・はぁーあ、誰かこのゲームやって金くんねーかな。マルチプレイで敵一人やっつけると50円とかさぁ・・」

「・・ボクよくわかんない・・」

「お前なんか上手だから、一日に何千円も稼げるぜ」

「ほ、ほんと??」

「そしたらPS3もう一台買ってさ、ワシと二人でやれば儲かるじゃん、お前が学校行ってるあいだは父ちゃん、がんばるからさぁ!

「いいねぇー!!」

「イヒヒヒヒヒヒ・・・」

こんな激しい現実逃避を続けた結果、31日の夜に体調が悪化、喉は大きく腫れ上がり、怠さを伴いながらリビングの床で撃沈。気づけば年を越してました。ナームー。

■■■

今年の目標「楽して稼ぐ!!」

2012年我が家の年賀状。
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拍手[8回]

子供も4歳にもなれば、いろいろと言葉も達者になって来ます。

言葉は道具でもありますので、

はじめは自分の状態や要求を伝える言葉を覚えます。

「おしっこ!」とか「眠い!」とか「抱っこ!」とか。

そういうのを覚える過程で勘違いすることもあるんですね。

うちの子はお腹がいっぱいになると

「あ〜、もうお腹がペッコペコ。食べれないよ」

「全部食べなさい!!」

「だって、もうお腹がペッコペコなんだも〜ん、うわぁ〜〜ん!!ペッコペコだよ〜!

とか言って泣いてましたね、しばらく。

表現をアベコベに覚えてしまったようです。

単語の言い間違いも多いのではないでしょうか。

例えば、「スプーン」を「プスーン」とか

「スープ」を「プース」とか

はたまた「高島屋」を「たかましや」とか

皆さんも、ご自分の記憶にそういったいい間違いが多少なりともあることと思います。

うちの次男は4才なのですが、この歳にもなると「形容詞」を使えるようになって来ます。

「楽しいね」とか「面白いね」とか「嬉しいな」とか。

言葉の表現に幅が出て来ました。

そしてこういった形容表現にも言い間違いがあって、場合によっては哲学的な表現になりうる可能性を秘めておるのです。


ある日の我が家の入浴。(午後6時50分)

ワシ「うぉーい!風呂だぞ!おめーらメッチャクチャに洗ってやっから、ダッシュで服脱ぎながら走ってこい!!」

長男「はい!はい!はい!」

約30秒後に風呂場に現れた長男は、脱いだズボンを頭に被り、フルチンで登場という余裕まで見せている。

ワシ「よーし上等だ!貴様は最優先で洗ってやる!ポケモンの時間には間に合うだろう!!」

長男「アリガトウゴジャイマッチュ!!」

ワシ「小猿はどうした?またあいつモタモタしやがって・・うぉい!コザル!!

・・・・・とぼとぼとぼ・・・

ワシ「はやく服を脱げ!ポケモンに間に合わねーぞ!」

次男「父ちゃんが脱がして・・・」

ワシ「断る!もう兄貴はシャンプーしてるぞ!あと寒いからドア閉めるからな」

ガラガラ

次男「閉めないでよ!!」

ガラッ!

ワシ「寒い!!」

ピシャン!

次男「閉めないで!!」

ガラッ!

ワシ「いいから早く脱げよぉ!脱ぎ終わるまで絶対に開けないぞ!」

ピシャン!カチッ(ロック)

次男「・・・・・・・・(ぬぎぬぎ・・)」

ワシ「はぁ・・よし、お前は温まって終わりだ!」

長男「アリガトウゴジャイマッチュ!!」

トントントン・・

ワシ「誰ですか?ノックしてるのは」

次男「ちょっとでいいから開けて・・

ワシ「しょうがねーな」

少しだけドアを開けるとまだパンツが脱げていない。

次男「・・ねぇ父ちゃん・・」

ワシ「なんだ」

次男「ひとりぼっちでここにいると、なんだか・・・くやしい・・

ワシ「・・・・・・・くやしい?・・」

次男「うん、なんかくやしい」

ワシ「お前・・思ったより表現力あるな・・そうか、悔しさを感じてくれたか。その悔しさをバネに次からは兄ちゃんに負けないようにがんばるんだぞ!!」

次男「うんボクくやしいよ」

ワシ「そうかそうか」


—数日後—


次男「とうちゃぁーん!」

ワシ「なんだ、もう出かけるから先に靴履いて一階まで降りてろ」

次男「えーー、嫌だなボク・・だってさ・・一人で外にいるとさ、くやしいから」

ワシ「・・・・はぁ?」

次男「ひとりぼっちでいると、くやしいよ、ぼく!

ワシ「・・・・・お前なぁ・・・それ、『さびしい』って言うんだぜ・・・」

次男「・・・・・・・え?・・さ・び・し・い・?」


ワシはゆっくりと頷いた。


■■■

「くやしい」×→「さびしい」○

■■■

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ご無沙汰しちゃいました。

36時間生放送に付き合ったり、笑いの都大阪への出張など平日も週末もちょびっと忙しかったものですから。

さて突然ですが我が家では最近、おバカなことをしたり、おバカな状況に陥ることを『バカデミー』と呼んでます。(発案:次男)

あのテレビ番組から来てるのですが。

そのバカデミーな次男が得意としてるのは「(マニアック)モノマネ」なのですが、その中でも最近本人がお気に入りなのが「死にかたモノマネ」です。

平たく言えば、ゲームや映画の登場人物が死ぬ時のマネをするわけです。

例えばPS3やXBbox360で大人気のゲーム、コールオブデューティーシリーズの「Modern Warfare2」で、悪党マカロフがロシアの空港で無差別テロを行なう時にマカロフ一味に射殺される空港警備員の死にかた!!


とか、

同じくゲームの「レジスタンス2」で透明な化け物に背後から串刺しにされる兵士の死にかた!!↓


なんかが得意です。

さらにオリジナルにアレンジを加え、撃たれる瞬間白目になるなど独自な演出手法で「ボクの方が死にかたが巧い」と豪語するほどです。

ワシの母親が田舎から上京して来た時は、ぐったりと床に倒れている次男をみて「大丈夫かい!?しっかりしな!」とマジで心配されるほどの完成度。

さらには撃たれた瞬間にハイスピード(スロー)になり、崩れ落ちるところは通常スピードに戻すなど、ハイレベルな編集技法まで取り入れる懲りよう。

ワシと長男、そしてバカデミー次男の3人で戦争ごっこをやる時など

ワシと長男の間での激しい銃撃戦をよそに目線のはしっこで「うーわぁーー」とスローモーションで見事な死にっぷりを披露しています。

そして、撃たれた撃たれてないで揉めていると、

「大丈夫!大丈夫!僕が死ぬから!今死ぬよ!ほら!・・・・うーーわぁーーー!!

バタリ・・・

長男「・・まだ、誰もお前のこと撃ってねーし」

次男「いいんだよ!もう、撃たれなくてもいいんだよ!」

などと撃たれた撃たれてないなんていいんだよと、

そんなことはどうでもいいんだよと、

もう撃ち合う必要はないんだよ、平和なんだよと

そっと銃口に一輪の花を差し入れたあの少女のように・・・

次男はその達観した心でワシらにそう伝えようとしていたのかも知れません・・

長男「つまんねーんだよ、それじゃ!!」

次男「え〜〜〜?」

長男「戦争ごっこやってんだろ!」

次男「いいじゃん、別にぃー。だってオレ死にたいんだもん!死にたいよ!死なせてよー!!」

長男「・・・・・・・・・」

ワシ「小猿よ(最近そう呼んでる)、おまえ・・・3バカデミーな

次男「えー?なにそれ」

ワシ「今日から我が家ではバカの単位をバカデミーと定める。今のおまえは3バカデミーだ」

次男「え、え〜?・・・・(思考中)・・やった!3バカデミー、ゲットだぜ!!

ワシ「やっぱお前、5バカデミーだわ」

次男「やっほーい!!!」

■■■

↓ロバート・キャパ「崩れ落ちる兵士」的死にかた。

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プロフィール
HN:
すずめ映像
年齢:
52
性別:
男性
誕生日:
1972/02/22
職業:
映像つくる仕事
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映画みたり、絵かいたり
自己紹介:
管理人のすずめです。

松葉町に住んでます。

子どもが二匹います。

放射能が嫌いです。

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