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こういうのは描きたくない、書きたくないと思っておるのです。

それでもやはり書こうと思うのは、どうしても納得いかない事があるからです。

政府の対応を見ていても、テレビのコメンテ−ターや学者を見ていても、

「危険をあおってはいけませんよ〜〜〜」みたいな、

非常に強い圧力みたいなのを感じてしまうんです。

またこういう例えを出すと怒られそうですが、

戦果を多めに見積もって、

「日本は負けてませんよ〜〜、危険をあおってはいけませんよ〜〜」

とやっていた戦中末期の大本営のようだなと、最近思ってます。

原子力政策の安全を図る保安院。

東電は、そりゃあ、言い逃れできない罪人でございます。

しかし、保安院というのは原発の安全を国民に代わって監視する国の機関でござぁーすよねぇ。アイツらの罪は相当なもんだと思うのですが、保安委員長ってヤツは一度も国民の前に姿を現さない。謝罪もない(税金でワシの何(十?)倍ももらってんのに)。

こんなときは「さぁーせんしたぁ!!ウチらの管理不行き届きで、国民の皆様に大変でっけぇご迷惑おかけしやした!!!」

ぐらい、言って欲しいもんです。

ぜぇーんぶ、責任を東電に押し付ける腹づもりなんでしょ。

まったく、卑怯千万。

保安院も万死に値します。

※4/27追記。
存在感がいまいちないので無視してましたが、
原子力安全委員会も同罪ですよ、もちろん。
ここの委員長は「総理、原発は構造上爆発しません!」と発言し、その日のうちに爆発してしまったという笑えない「すべらない話」を持っている。


まあ、前置きが長くなってもしょうがないので(すでに長いですが)、本題です。それと、あらかじめ断っておきますが、震災で被害に遭われた方々や福島原発で避難を余儀なくされている方々、大変な悲しみや理不尽を突きつけられておるかと思います。しかし、ワシの記事では自分の目から見える範囲で感じていることを書いております。「そんなもん、甘っちょろいわ!」と思われるかもわかりませんが、ワシにとっての心配事を綴らせていただきますので、ご了承ください。

あと、また今日も長いです。




先週の産経でこんな記事を見つけました。

女性の母乳から放射性ヨウ素…千葉県柏市

ワシはその柏市に住んでおりまして、近所には弟夫婦も住んでます。

その嫁さんが妊婦なもんで、気にしてました。

まあ、母乳を提供したお母さんたちはたったの9人ですので何とも言えませんが、福島や宮城などのお母さんたちは放射性物質が検出されないのに、原発から200キロ近い距離にいる柏のお母さんの乳から出て来たのが非常にショッキングでした。

それに、ワシんちからチャリで15分ほどのところに東大のキャンパスがあるんですが、そこで測っている空間放射線量も水戸(原発から約130キロ)よりも3倍ほど多く、※4/27追記。柏市北部の放射線量は福島県いわき市と同等か少し上、南相馬市より少し下ぐらい。

「なんで?」

と思っておりました。

まあ、当然政府は「調査するが、直ちに健康に害はない」といつもの「大丈夫で〜す、ご心配なく!」対応でしたが。(母乳の件)

まあ、世の中、あまり危険をあおるのは良くないという風潮ですが、

しかし「想定外」は、もう許されませんよ。

最大限に危険を想定しなければなりません。

学者の中には、「米ソが核開発競争をしていた1950年代60年代の核実験の影響で、東京の放射線量(ストロンチウムなど)は平時の70倍だったから、騒ぐ必要ないです」とか言ってる人がいましたが、その後の国民の健康被害を調査した結果で言ってるのでしょうかね?ひじょうに疑わしいです(実際は健康被害があったかもしれない)。

まあ、子供っぽいことかもしれませんが、

政府の高官、保安院のトップたち、東電のトップたち、あと心配ないとか言う学者やコメンテーターなど、

彼らの息子や孫たちを福島の避難所などに住まわせなさい。

問題ないんでしょ?

そこで採れる野菜なども子供や孫たちに食べさせなさい。

問題ないんでしょ?

日本国民は、年間20ミリシーベルトまで大丈夫って言うのだから、息子や孫たちもきっと平気でしょう。ぜひ、やってみて下さい!

そうしたら少しは説得力がでます。

迫力も違いますしね!


そもそも放射線の健康被害は、自然にかかった疾患なのか被曝によるものなのかは中々わからんそうです。10万人に対し何人の人が癌になったかというような確率でしか放射線の被害ははかれないのだそうで。

※詳しくは武田邦彦さんのHPで。(「よしんど」さんのブログから)

つまり、5年後10年後に放射線によって癌になったとしてもそれを証明できないわけです。国がワシらや息子たちに賠償をすることも、責任を認めさせることすらできないでしょう。

せめて自分たちの身は自分たちの手で・・。

マスクを付け、食べ物には気をつけて下さい(風評被害よりも子供たちの健康が優先です)。

とにかく、大人の男は大丈夫。

じいちゃんばあちゃんもいいでしょう。

子供たちや妊婦さん、これから子供を作る女性たち。

その人たちを守りましょう。


ワシらは子供たちの未来を暗くしてしまいました。



■■■

今回は動画にしました。どうしても朝崎郁恵さんの「おぼくり〜ええうみ」をBGMにしたかったからです。悲しい旋律ですが、詞は、家族愛や男女の愛など日常が歌われています。著作権問題はまったくクリアしてないので、いずれ削除されるか、怒られるか、訴えられるでしょう。5分20秒、動画はあまり動きがないので退屈かもしれません。

■■■

拍手[4回]

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無題
痛いす。このアニメーション…。

ACの様なチカラがありますな。

作品としてはグッジョブですが、
身近な緊迫感がつたわりますた。

関東が大丈夫なら良いのか?東電⁈
よもや完全な復興は有り得ないのか?

先ずはお詫び、賛成の賛成なーのだ。

ドクさん 2011/04/25(Mon)10:02:38 編集
無題
三月のあの日から、心の中が暗くなることが多くなりました。被災者でもないのに地震と津波と放射能でワシの心は傷つきましたよ。偉い人たちはこれ以上、国民を傷つけないで欲しいです。
すずめ映像 2011/04/25(Mon)14:13:36 編集
無題
なんだか涙がでた。
月子 2011/04/25(Mon)16:57:59 編集
無題
自分達が子供の頃に想像していた「明るい21世紀」は、放射性物質の塵に埋もれてしまいました。
これからの自分達大人がやらなければならないのは、今を生きている子供達、これから生まれてくる子供達を「支えてあげる」事だと思っています。
素晴らしい映像でした。
拙ブログにも貼らせてくださいね。
よしんど URL 2011/04/26(Tue)20:52:05 編集
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1972/02/22
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管理人のすずめです。

松葉町に住んでます。

子どもが二匹います。

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