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ターゲットは騒がしく席を立つと小走りで店のトイレへと駆け込んだ。
両手で尻を押さえている後ろ姿を確認。
間違いなく大きい方だ。
ワシは時計を確認する。
そして何事もなかったかのように食事を再開した。
「ここのビュッフェは料理も多彩だし、味もしっかりとしている。さすがお義母さんが見込んだだけのことはありますね。いや、本当に美味ですよ」
当たり障りのない会話を続け、再び時計を確認した。
5分経過、今だ。
「食事中失礼します。仕事先へ連絡をする用を思い出しまして」
「あら、何もお食事中に行かなくても良いんじゃなくて?」
「すみません、メールで催促されたものですから・・」
そして席を立つとターゲットのいるトイレへと足を向けた。
高鳴る心臓の鼓動。
席と席の間を縫うように歩く。
視界を通り過ぎて行く人々の動きが、まるでスローモーションのようだ。
ドアの前に立つと、大きく息を吸い込み呼吸を止めた。
音をたてずに素早くドアを開け、内側へとスルリと身体を滑り込ませる。
すると、通路の奥からなにやらブツブツと人声が聞こえて来た。
?・・これは、日本語ではないな・・どうやら暗号のようだ。
ワシとしたことが、まったく解読できない・・。
ターゲット「ミジュマル、クルミル、ダルマッカ、タブラン、マメパト、エンブオー、ゾロアーク、ダンゴロ、ヤナップ、ゼブライカ、バオップ、ホイーガ、ヒヤップ、ポカブ〜〜〜!!!」
・・・失敗は許されないのだ。
この計画には時間をかけた。必ず成功させねばならない。
ワシの武器はこの左右の手の4本の指、それだけだ。
証拠を残す心配もない。
ターゲット「ケンホロウ、ダイゲンキ、ギアル、ギギアル、ギギギアル」
ターゲットは暗号の発信に気を取られ、まったくワシの存在に気づいていない。
今だ。
再び深く息を吸い込むと呼吸を止めた。
ターゲットは洗面台の前で手を洗いながら暗号を唱えている。
素早く後ろへ回り込み、4本の指に全神経を集中する。
そして腕を使い、拳ツイを床スレスレまで近づけるように振りかぶる。
あとはそのまま垂直に、4指を天空へ解き放った。
ワシ「てんちゅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ズボッ!
解き放たれたその4本の矢は、ターゲットの尻の穴へ確実にめり込んだ。
「にょーーーーーーん!!!!」
ターゲットのその悲鳴にも似た叫び声は、店内にいた者すべてが耳にした。
こうしてワシのミッションは終わったのだ・・。
===================
ワシ「おまえさぁ、すんげーびっくりしてたろ」
長男「え?ぜ、ぜんぜんびっくりしなかったから」
ワシ「うそつけ、お化けかと思ったんだろ」
長男「ちがうよ、泥棒が来たのかと思ったんだよ!お化け怖くねーよ!!」
ワシ「泥棒がカンチョーするかよ!」
長男「お化けだってしないよ!」
ワシ「あー、まあな・・」
とある日のどうでもよい出来事でした。
※ちなみに長男がブツブツ言っていたのはこれです↓
http://www.youtube.com/watch?v=JieDamf_HdE&feature=related
両手で尻を押さえている後ろ姿を確認。
間違いなく大きい方だ。
ワシは時計を確認する。
そして何事もなかったかのように食事を再開した。
「ここのビュッフェは料理も多彩だし、味もしっかりとしている。さすがお義母さんが見込んだだけのことはありますね。いや、本当に美味ですよ」
当たり障りのない会話を続け、再び時計を確認した。
5分経過、今だ。
「食事中失礼します。仕事先へ連絡をする用を思い出しまして」
「あら、何もお食事中に行かなくても良いんじゃなくて?」
「すみません、メールで催促されたものですから・・」
そして席を立つとターゲットのいるトイレへと足を向けた。
高鳴る心臓の鼓動。
席と席の間を縫うように歩く。
視界を通り過ぎて行く人々の動きが、まるでスローモーションのようだ。
ドアの前に立つと、大きく息を吸い込み呼吸を止めた。
音をたてずに素早くドアを開け、内側へとスルリと身体を滑り込ませる。
すると、通路の奥からなにやらブツブツと人声が聞こえて来た。
?・・これは、日本語ではないな・・どうやら暗号のようだ。
ワシとしたことが、まったく解読できない・・。
ターゲット「ミジュマル、クルミル、ダルマッカ、タブラン、マメパト、エンブオー、ゾロアーク、ダンゴロ、ヤナップ、ゼブライカ、バオップ、ホイーガ、ヒヤップ、ポカブ〜〜〜!!!」
・・・失敗は許されないのだ。
この計画には時間をかけた。必ず成功させねばならない。
ワシの武器はこの左右の手の4本の指、それだけだ。
証拠を残す心配もない。
ターゲット「ケンホロウ、ダイゲンキ、ギアル、ギギアル、ギギギアル」
ターゲットは暗号の発信に気を取られ、まったくワシの存在に気づいていない。
今だ。
再び深く息を吸い込むと呼吸を止めた。
ターゲットは洗面台の前で手を洗いながら暗号を唱えている。
素早く後ろへ回り込み、4本の指に全神経を集中する。
そして腕を使い、拳ツイを床スレスレまで近づけるように振りかぶる。
あとはそのまま垂直に、4指を天空へ解き放った。
ワシ「てんちゅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ズボッ!
解き放たれたその4本の矢は、ターゲットの尻の穴へ確実にめり込んだ。
「にょーーーーーーん!!!!」
ターゲットのその悲鳴にも似た叫び声は、店内にいた者すべてが耳にした。
こうしてワシのミッションは終わったのだ・・。
===================
ワシ「おまえさぁ、すんげーびっくりしてたろ」
長男「え?ぜ、ぜんぜんびっくりしなかったから」
ワシ「うそつけ、お化けかと思ったんだろ」
長男「ちがうよ、泥棒が来たのかと思ったんだよ!お化け怖くねーよ!!」
ワシ「泥棒がカンチョーするかよ!」
長男「お化けだってしないよ!」
ワシ「あー、まあな・・」
とある日のどうでもよい出来事でした。
※ちなみに長男がブツブツ言っていたのはこれです↓
http://www.youtube.com/watch?v=JieDamf_HdE&feature=related
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Re:にょ
我が家に伝わる秘伝書には「四矢の法」としてこの技が記され、代々4本指カンチョーが受け継がれて来ました。(うそ)
Re:無題
>わが家には同じ4本でも中指を人差し指の外側にくの字にロックオンするやり方がありました。
そんな流派があったのですね。
やってみましたが、まるで忍者が印を結ぶような美しいカンチョーですな。
そんな流派があったのですね。
やってみましたが、まるで忍者が印を結ぶような美しいカンチョーですな。
プロフィール
HN:
すずめ映像
年齢:
52
性別:
男性
誕生日:
1972/02/22
職業:
映像つくる仕事
趣味:
映画みたり、絵かいたり
自己紹介:
管理人のすずめです。
松葉町に住んでます。
子どもが二匹います。
放射能が嫌いです。
よろしくお願いします。
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子どもが二匹います。
放射能が嫌いです。
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