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うちの長男は、突然クイズを出題してきます。

風呂に入っているとき、飯を食っているとき、寝る前、寝起き、トイレに入っているとき。いつでもです。

その中でもポケモンクイズが最も多く、こちらも気合いを入れておかないと上手く答えられません。

どんな問題かと言えば、

アルセウスカイオーガはどっちが強いでしょうか?」

とか

ゼニガメの進化系は何でしょうか?」

など、知らなければチンプンカンプンの問題が1日に二桁台で出題されます。

しかし、慣れてくると答えられてしまう自分が最近恐ろしいです。

この歳になって、いらない知識を劣化してゆくワシの脳に詰め込むこの作業・・。

ワシは息子によってポケモン奴隷へと調教されておるのです。

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突然襲いかかる余震とポケモンクイズ!ワシはどちらにも慣れました。ちなみに子供たちは余震のとき、米軍払い下げのM2ヘルメットで頭部を保護してます。

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意外なことですが、
外国人の方のほうが、放射能に敏感らしいです。

我が国は核攻撃を受けた唯一の国で、
原子力、とりわけ放射能というものに関しては非常に敏感かと思いきや、
米国カリフォルニアでは、福島で漏れた放射性物質に警戒してヨウ素材が完売だそうで・・。

空母ロナルド・レーガンも半径80キロまで近づかず・・。

近くに住む友人のスコット君は、岐阜へと避難するそうです(シカゴのご両親が非常に心配されているらしい)。

これからどうなるかはわかりません。

しかし、この危機的状況でも、メチャクチャに崩れた原子炉付近で決死の覚悟を持って東日本を守ろうとしてくれている人たちがいます。

東電の作業員は、電気もなく、水素爆発で負傷をし、高度な被曝を受ける危険を顧みず給水作業や電源復帰の過酷な作業をしています。

あなたたちが我々を守る最後の切り札です。

自衛隊の特殊部隊や、警察の機動隊も同様です。

皆、固唾をのんで見守っています。

無力なワシには相変わらず祈ることぐらいしか出来ませんが・・。

※ハイパーレスキューや東芝、日立などメーカーの技術者の皆さん、命がけの作業に敬服します。3/22加筆。

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地震後の混乱のなか、
近々放送予定の(延期になってしまいましたが)テレビ番組のオフライン編集を、グチャグチャになった茅場町の制作本部内で再開していました。

みんな家族と連絡を取りたがっていましたが、直後は固定電話もダウン、携帯はもちろんウンともスンとも言いません。

唯一、インターネットが通じたため、被害状況などをfacebookで知らせることが出来ましたが、肝心の家族は見ることが出来なかったのです。

やっとのこと家族の無事を確認できたのは夜の9時過ぎ、地震から6時間以上経ってました。

その間、仕事をしながらも、皆そわそわと携帯を確認していたものです。

もし被害が大きくて連絡も出来ず、帰宅も困難になれば、ワシは行方不明者となるでしょう。

そうなった場合、待っている家族は大変心配するはずです。


東北では、今なお行方不明者が万単位でいます。

そして、その家族は無事を祈って探し続けています。

親とはぐれた人、子供とはぐれた人、兄弟、学校の友達、職場の仲間、みな探し続けてます。

そして、はぐれた人たち全員が再び抱き合えることをワシは祈ってます。

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たくさんの人が死にました。

ただ、いつものように生活をしていただけなのに。

日本の人口の何割かが、この震災を経験しました。

ワシもワシの女房もそして子供たちも、それぞれ別々に経験しました。

人それぞれ、体験した場所も被害も違うでしょう。

説明はいらんでしょうが、福島、宮城、岩手などの東北地方は大津波の被害を受け、人が沢山亡くなりました。ワシが住む千葉もです。

そして毎日のように、100人、1000人単位で遺体が見つかり、身元も判ってきました。

年配の方を中心に被害に遭われてます。

身体が不自由で逃げ遅れた人たちも多かったのでしょう。

もちろん、亡くなったのは年配の人たちだけではありません。

赤ん坊をはじめ子供たち、学生に働き盛りのお父さんやお母さんたち、
我々が普段接しているような、どこにでもいる普通の人たちです。

私も親の端くれですから、東北の子供たちがあの津波で亡くなったことが本当に辛いです。

子供たちは本当に怖かったことでしょう。

苦しかったことでしょう。

そして、目の前で自分の家族が津波に飲み込まれていくのを見ているしかなかった人たちのことを考えると、胸がはち切れそうです。
ワシらも津波に飲み込まれて行く街をテレビ画面で見ていました。
あの瞬間、あの飲み込まれる家々や車の中に人々が残されていたんです。

誰も、どうすることも出来ませんでした。


ワシは宗教のことをよく知りませんが、

人が死んだ後の世界があって欲しいです。

よく、死んだら「無」になるとか聞きますが、

やはり死んだ後に行ける世界があって欲しいです。

そこは暖かくて、お腹いっぱいご飯が食べられて、子供たちは好きなだけオモチャで遊べて、身体の不自由がなく、フカフカの布団で寝られる、そんな場所であって欲しいです。

みんな、そんな場所にいて欲しいです。

残された人たちは、不自由な生活をしながら、あなたたちを失った悲しみや喪失感と戦っています。自分を責めたり、後悔もしています。

せめて、みんな、そんな安らかな場所に辿り着いて下さい。

ワシは切にそう願ってます。

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最近、下品な話が多くて恐縮です。

今日もまた「毛」の話なんかしますけども。

先日、下の子とお風呂に入っておりましたところ、ワシの脇の下の「毛」に大変興味を持ったようでして。

「父ちゃん、これ何?」

と聞いてきました。

「これか?これは脇毛っていうんだ」

「ははは、変なの!!」

「おい・・・・今、お前笑ってたけどなぁ、あと10年もすりゃあ、お前も生えてくるんだぜ」

「・・・・なぁに?」

「毛だよ毛!脇毛とか、足とかにも生えてくるんだぞ、この毛というヤツは」

「・・・・い、いやだ」

「それにな、チンチンのところにも生えるんだ、ほら見ろ」

「い、いやだぁ!!!」


ボグッ!(顔面を殴打されているワシ)

「ゲフッ・・・」

現実を教えようとしましたが、まだまだ、心に受け入れる準備ができていないようですな。

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うちの長男が生まれる時に買ったビデオカメラが壊れて大分経ちます。

6年前の当時は、まだSDサイズ(アナログテレビのサイズ)のカメラが主流で、DVテープに記録する方式でした。

今年の春はうちの長男が小学校へ上がりますから、やはりビデオカメラが欲しいわけです。近所のヤマダ電機へ行きました。

今や当たり前なんでしょうが、ほとんどがハイビジョンで、データとして記録する方式になっています。

ただ、驚いたのは値段です。

6年前に、やはりこのヤマダ電機で買った時は、7万円近くしました。しかも、その値段が一番安かったんじゃないかな。

しかし、目の前にある値札には「2万4千円」と書いてあります。

目をこすって、もう一度見ても、やはり「2万4千円」と書いてます。


「すんません、店員さん、これ・・ホントにこの値段でっか?」


「左様でございます!ビクターのこちらの機種、当店で一番のお買い得品となっておりますです!はい!」


「・・・現金特価って書いてあるけど・・カードじゃダメなの?」


「とんでもございません!!お客様!!あたくしが責任を持って、カードで対応させていただきますです!!はい!」


「じゃ、買う」


「お、おありがとうございます!!ただいま在庫を見て参りますので!!」


ということで、ビクターの80GBのHDDが内蔵されたビデオカメラを買いました。

うちの女房が「安いのは、何かあんじゃないの〜?」とか言ってます。

女房はしきりに、「安いと、ズームが!ズームが!」などと、異様にズームにこだわってましたが、光学20倍なので大丈夫でしょう。

家に帰って、さっそく箱から出しました。

テープに記録しないので、ヘッドなどのレコーダー部分が無いわけですが、非常に軽くて、オモチャのようです。

「また子供たちが、生ゴミとかチンコとか、しょうもないもんばっかり撮るんだろうなぁ」

などと考えながら取説をパラパラ。

「・・・・・・・!?!?!?!?」

電池消費の目安の欄に「45分」って書いてあります。

目をこすっても、やはり「45分」です。

「マジかよ。いつも取材で使ってるカメラなんか、400分ぐらいもつぞ・・」


女房「やっぱり、、、、、やっぱりあったわ、落とし穴が!!」


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て、手抜きじゃないよ・・・。

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子供たちは写真を撮るのが大好きです。

ワシらが子供の頃は考えられませんでしたが、
子供が写真を撮るのはいとも簡単、デジカメのシャッターを押せば良いわけですから。

子供たちは何でもかんでも写真に収めます。

大好きなオモチャや食べ物。

なぜか流しの生ゴミも。

フルチン姿でポーズも決めます。

次男がトイレのドアを開け。

「はい、こっち向いて〜〜〜〜〜〜〜!」

長男が下半身丸出しでピースサイン。

「パシャ」

私のマックのiPhotoのアルバムには下半身丸出しの長男が様々なポーズで納められています。

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世の中には様々な「罠」が仕掛けられています。

戦場では、戦術の一種として「ブービートラップ」というものがあります。

Wikipediaにはこうあります。

ブービートラップ(Booby trap)は戦争における戦術の一種。自陣に侵攻する勢力に対し、撤退する部隊やゲリラ組織が残したり、警戒線に張っておく罠(trap)のこと。一見無害に見えるものに仕掛けられ、油断した兵士(まぬけ:booby)が触れると爆発し殺傷する。また爆発物ではなく、スパイク状のもので殺傷する猟師の用いる罠に類似したものもこれに含まれる。

注目すべきは、「一見無害に見えるものに仕掛けられ、油断した兵士(まぬけ:booby)が触れると爆発し殺傷する」

ここです。

戦場だけではなく、我々が生活するこの一見平和に見える社会にも、ブービートラップが仕掛けられていると認識しなくては、楽しい独身生活もまた、甘酸っぱい結婚生活もしかり、すばらしい年金生活も、無敵なニート生活ですら、すべてが破壊し尽くされる可能性があるのですよ。いいですか。

では、世間にはびこるブ−ビートラップとは何でしょう?

代表的なものは「オレオレ詐欺」です。
完全に犯罪ですね。
数年前に我が家にもかかってきました、電話が。

「オレ、オレ、息子!」

「ワシの息子は3才じゃ」

「ガチャン!」

あと、悪質なのはキャッチセールスです。
若い頃に知り合いで粗悪なダイヤモンドを70万で買わされた悲惨なヤツがいます。女性から電話がかかって来て、下心丸出しで会いに行くと、チンピラみたいな販売員がいる事務所に連れて行かれて買わされるそうです。

オーストラリア人の画家の絵の販売とかもありますね。

そういった限りなく犯罪に近いものでなくとも、ブービートラップは身近に存在します。
先日、近所のショッピングモールに出向いたとき、息子が叫びました。

あ゛〜〜〜〜!アンパンマンとドラえもんだ〜〜〜〜!」

走り出そうとする息子の首根っこをすかざず掴み、こう言いました。

「慌てるな息子よ・・」

「え?」

「・・・・あれは、・・罠だ・・」

「わ、わな?」

「そう、営業ツールと言う名のトラップなのだ。お前たちがあのアンパンマンとドラえもんで遊んだところで何も得るものはない・・。仮にあの原価10円の水風船を手に入れるとしよう、その10円を掴んだおかげで年間8万円を失うリスクを伴う・・場合によっては3000万円を失う場合もあるのだ」

「さ、、、さんぜんまん・・・・、それってDSより高い?」

「ああ、定価1万5千円のDSなら2000個も買える」

ぷひ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(息子、気絶する)」


我が家では、将来、息子たちが大人になった時に「ブービー=まぬけ」とならぬように、実地のサバイバル訓練をおこなっています。

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F川さんから連絡があり、今日の夕方から大阪に行くとのこと。
もちろん仕事。ワシも一緒です。
車に機材を積み込み、夜通し車で大阪へ。
先週の金曜日のはなしです。

ユーストリームでの中継の仕事で、土曜日に大阪市庁舎で本番があります。

しかし、問題が。

日曜日の10時からは、豊Pさんの葬式が逗子であるんです・・。

土曜日の夕方、中継が無事に終了して梅田で飯を喰らい、その後東京へ向け出発。

夜中の3時に都内の事務所で機材を降ろすと、そのまま逗子へ向かいました。

逗子へ着くとそのまま車内で仮眠。
車内での仮眠は2日目です。

そして8時頃、逗子駅前のマクドナルドで顔を洗い、歯を磨き、喪服へと着替えました。

「さあ、行きますか」

「いいですか、ジジイの顔見て泣いたら末代までの恥ですよ」
とF川さん。

ワシたちは大阪へ向かう車中、東京へ戻る車中、
豊Pさんのはなしを沢山しました。

F川さんは豊Pさんが死んで、寂しそうでしたが、

「よく考えたら頭に来るな!あのジジイ、勝手に死にやがって!あの世へ行ったらぶっ飛ばしてやりますよ!!」

と言ってます。

生前、豊Pさんは、退職後の計画をいろいろと立てていました。
ワシやF川さんも豊Pさんが退職した暁には、その時は一緒に何かやりたいと思ってましたので、残念な気持ちも相まって「頭に来る」ということになったんだと思います。



二人で葬儀場へ向かいました。

葬儀場へ着くと、顔見知りの人たちが沢山いました。

制作会社の面々はもちろん、テレビ局のプロデューサーや芸能プロダクションのマネージャー。タイムキーパーのマリさんももちろん来ていました。

豊Pさんの写真があまり残されていなかったのか、遺影に使われている写真は、F川さんやワシらが笑いのネタにしていた豊Pさんの運転免許証のものです。
不謹慎ながら、吹きました。

出棺の前、豊Pさんとの最後のお別れの時がとうとう来ました。

お棺の中で、安らかに眠っている豊Pさん。
顔には薄化粧、メガネは若干ずれていました。
それに、白いヒラヒラの衣装。

豊Pさんは生前、私たちをよく笑わせてくれました。

徹夜で仕事をしていて、仮眠をとっていると、
豊Pさんは寝ているうちに服が脱げて行くんです。

最終的には全裸に近くなり、ハンケツが出ていることもありました。

若い頃は、夜になると社内を全裸で歩いていたそうです(本人談)。

だから、棺の中のあの冗談みたいな格好は、
本当に、豊Pさんの冗談なんじゃないかと、だんだん思ってきました。

「最後の冗談・・最高っす・・」

勝手に思い込むワシ。

隣りで涙を拭いているF川さん。

・・・?・・涙?

帰り道。

「ほんっとうに、あのジジイ、あの世でぶっ飛ばしてやりますよ!」
そう繰り返すF川さん。

「でもF川さん、ジジイの顔見て泣いたから罰金ですよ」

「末代までの恥だね・・」

『ガハハハ!F川の野郎、人前で泣いてやがる!我が輩の作戦は成功、ざまあみろ!』




新橋にある豊Pさんの行きつけの居酒屋には豊Pさんがキープしていたボトルが残されています。
それを飲み干してやろうかな。豊Pさんが好きだったマカロニグラタンでも食べながら。
なんてことを、思いつきました。

するとF川さん。

「いや〜、豊Pさんが死んで頭来たんであのボトル、全部飲み干してやりましたよ」

「え、・・・・え〜〜〜〜〜〜〜!?」

「大丈夫ですよ、ちゃんと新しくボトル入れておきましたから。『豊P』って名前書いてあるんで、そのボトル飲んでいいですからね、いつでも」

やさしいところあるでしょ?F川さんも。

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きのう、豊Pさんが死にました。

先月末に自宅で倒れ、昏睡状態が続いていましたが、

豊Pさんは、我々を置いて去って行きました。



数年前にF川さんに誘われて、ワシはテレビ番組の制作を手伝うようになりました。
その最初の番組で初めて豊Pさんと会ったのです。

会議室の中で、ずっと下ネタの冗談ばかり連発する豊Pさん。

それを聞いて笑ってるワシ。

「受けた」と喜ぶ豊Pさん。

「バカじゃねえの!」と叫ぶF川さん。

ワシは豊Pさんと気が合いました。

それからいくつもの番組をご一緒しましたし、いろいろと飲みにも連れて行ってくれました。ワシらが話をするときは半分はエロ話、残りはアニメや戦史の話。それに下らない冗談ばかりでしたが、本当に楽しかったです。

ワシとF川さんはよく豊Pさんに奢ってもらいました。
ワシらは調子に乗って、金がないときなんか、たかってましたし。
F川さんが「よし、ジジイに奢ってもらいましょうよ!」とワシと2人でよく新橋に豊Pさんを探しに行きました。SL広場の古本市がやっていれば、たいていそこにいます。しかし、それも続けば勘も鋭くなります。ワシらに捕まらないように、さっさと新橋付近から立ち去るようになりました。そんな時F川さんはこう言ったものです「ジジイ、逃げやがったな」。

豊PさんとF川さんはよくケンカもしてましたが、ワシから見ると本当に仲が良かったと思います。最近は豊PさんとF川さんが飲むことはなかったようですが、F川さんと会うと「ジジイは元気ですか?久しぶりに飲みに行きたいですねジジイと」とワシに言ってきますし豊Pさんも「あいつどうしてんの?」とよく聞いてきました。「F川さんは家に引きこもってます」と答えると、ガハハハと大笑いしながらもF川さんを気にかけていたようです。意外と繊細に気遣ってくれる人なんです。

昨年の初夏、ワシは最大のピンチに陥っていました。
数ヶ月間、仕事がほぼゼロに等しく、借金が増えて行くばかりで困り果てていたのです。それをF川さんに話すと次の日豊Pさんから電話がかかってきました。

「丁度いいのがある。明日にでも来れるか?」

その仕事は今も続いていますが、仕事量もギャラも豊Pさんの最初の思惑の半分になりました。それでもワシにとっては毎月仕事があるというだけで、どれだけ救われたことか。それでも豊Pさんは言いました。

「本当にすまないね」


そんなこと言わないでください。
ワシの息子たちや女房が食えてるのは、あなたのおかげですから。
ワシらは本当に感謝してますから。
だから、そんなことは言わないでください。

細かくワシらを気遣ってくれる豊Pさん。
自分が不甲斐無く感じます。


本当に寂しいです。


きっとF川さんも寂しがってます。


S江さんもY本さんもマリさんもみんな寂しがってます。


本当なら今日、F川さんたちと病院へ行く予定でした。

ワシやF川さんに呼吸器を付けた弱々しい自分を見せたくなかったんですか?

それともまたワシとF川さんにたかられると思って、早々と立ち去ったんですか?

心配させないようにまたワシらに気を遣ったんですか?



もう会えないなんて信じられません。

安っぽい歌詞のようですが、「さようなら」も言いたくないです。

それでもさっさと行ってしまうんですね。




豊Pさんの口癖が聞こえます。

「それじゃ、そういうことで、後はヨロピク!」


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豊Pさんに頼まれて描いた本人のイラスト。「ぼくちゃんの嫌なところが表現できてていいね」といって喜んでくれました。
■■■

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プロフィール
HN:
すずめ映像
年齢:
52
性別:
男性
誕生日:
1972/02/22
職業:
映像つくる仕事
趣味:
映画みたり、絵かいたり
自己紹介:
管理人のすずめです。

松葉町に住んでます。

子どもが二匹います。

放射能が嫌いです。

よろしくお願いします。
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