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F川さんから連絡があり、今日の夕方から大阪に行くとのこと。
もちろん仕事。ワシも一緒です。
車に機材を積み込み、夜通し車で大阪へ。
先週の金曜日のはなしです。
ユーストリームでの中継の仕事で、土曜日に大阪市庁舎で本番があります。
しかし、問題が。
日曜日の10時からは、豊Pさんの葬式が逗子であるんです・・。
土曜日の夕方、中継が無事に終了して梅田で飯を喰らい、その後東京へ向け出発。
夜中の3時に都内の事務所で機材を降ろすと、そのまま逗子へ向かいました。
逗子へ着くとそのまま車内で仮眠。
車内での仮眠は2日目です。
そして8時頃、逗子駅前のマクドナルドで顔を洗い、歯を磨き、喪服へと着替えました。
「さあ、行きますか」
「いいですか、ジジイの顔見て泣いたら末代までの恥ですよ」
とF川さん。
ワシたちは大阪へ向かう車中、東京へ戻る車中、
豊Pさんのはなしを沢山しました。
F川さんは豊Pさんが死んで、寂しそうでしたが、
「よく考えたら頭に来るな!あのジジイ、勝手に死にやがって!あの世へ行ったらぶっ飛ばしてやりますよ!!」
と言ってます。
生前、豊Pさんは、退職後の計画をいろいろと立てていました。
ワシやF川さんも豊Pさんが退職した暁には、その時は一緒に何かやりたいと思ってましたので、残念な気持ちも相まって「頭に来る」ということになったんだと思います。
二人で葬儀場へ向かいました。
葬儀場へ着くと、顔見知りの人たちが沢山いました。
制作会社の面々はもちろん、テレビ局のプロデューサーや芸能プロダクションのマネージャー。タイムキーパーのマリさんももちろん来ていました。
豊Pさんの写真があまり残されていなかったのか、遺影に使われている写真は、F川さんやワシらが笑いのネタにしていた豊Pさんの運転免許証のものです。
不謹慎ながら、吹きました。
出棺の前、豊Pさんとの最後のお別れの時がとうとう来ました。
お棺の中で、安らかに眠っている豊Pさん。
顔には薄化粧、メガネは若干ずれていました。
それに、白いヒラヒラの衣装。
豊Pさんは生前、私たちをよく笑わせてくれました。
徹夜で仕事をしていて、仮眠をとっていると、
豊Pさんは寝ているうちに服が脱げて行くんです。
最終的には全裸に近くなり、ハンケツが出ていることもありました。
若い頃は、夜になると社内を全裸で歩いていたそうです(本人談)。
だから、棺の中のあの冗談みたいな格好は、
本当に、豊Pさんの冗談なんじゃないかと、だんだん思ってきました。
「最後の冗談・・最高っす・・」
勝手に思い込むワシ。
隣りで涙を拭いているF川さん。
・・・?・・涙?
帰り道。
「ほんっとうに、あのジジイ、あの世でぶっ飛ばしてやりますよ!」
そう繰り返すF川さん。
「でもF川さん、ジジイの顔見て泣いたから罰金ですよ」
「末代までの恥だね・・」
『ガハハハ!F川の野郎、人前で泣いてやがる!我が輩の作戦は成功、ざまあみろ!』
新橋にある豊Pさんの行きつけの居酒屋には豊Pさんがキープしていたボトルが残されています。
それを飲み干してやろうかな。豊Pさんが好きだったマカロニグラタンでも食べながら。
なんてことを、思いつきました。
するとF川さん。
「いや〜、豊Pさんが死んで頭来たんであのボトル、全部飲み干してやりましたよ」
「え、・・・・え〜〜〜〜〜〜〜!?」
「大丈夫ですよ、ちゃんと新しくボトル入れておきましたから。『豊P』って名前書いてあるんで、そのボトル飲んでいいですからね、いつでも」
やさしいところあるでしょ?F川さんも。

もちろん仕事。ワシも一緒です。
車に機材を積み込み、夜通し車で大阪へ。
先週の金曜日のはなしです。
ユーストリームでの中継の仕事で、土曜日に大阪市庁舎で本番があります。
しかし、問題が。
日曜日の10時からは、豊Pさんの葬式が逗子であるんです・・。
土曜日の夕方、中継が無事に終了して梅田で飯を喰らい、その後東京へ向け出発。
夜中の3時に都内の事務所で機材を降ろすと、そのまま逗子へ向かいました。
逗子へ着くとそのまま車内で仮眠。
車内での仮眠は2日目です。
そして8時頃、逗子駅前のマクドナルドで顔を洗い、歯を磨き、喪服へと着替えました。
「さあ、行きますか」
「いいですか、ジジイの顔見て泣いたら末代までの恥ですよ」
とF川さん。
ワシたちは大阪へ向かう車中、東京へ戻る車中、
豊Pさんのはなしを沢山しました。
F川さんは豊Pさんが死んで、寂しそうでしたが、
「よく考えたら頭に来るな!あのジジイ、勝手に死にやがって!あの世へ行ったらぶっ飛ばしてやりますよ!!」
と言ってます。
生前、豊Pさんは、退職後の計画をいろいろと立てていました。
ワシやF川さんも豊Pさんが退職した暁には、その時は一緒に何かやりたいと思ってましたので、残念な気持ちも相まって「頭に来る」ということになったんだと思います。
二人で葬儀場へ向かいました。
葬儀場へ着くと、顔見知りの人たちが沢山いました。
制作会社の面々はもちろん、テレビ局のプロデューサーや芸能プロダクションのマネージャー。タイムキーパーのマリさんももちろん来ていました。
豊Pさんの写真があまり残されていなかったのか、遺影に使われている写真は、F川さんやワシらが笑いのネタにしていた豊Pさんの運転免許証のものです。
不謹慎ながら、吹きました。
出棺の前、豊Pさんとの最後のお別れの時がとうとう来ました。
お棺の中で、安らかに眠っている豊Pさん。
顔には薄化粧、メガネは若干ずれていました。
それに、白いヒラヒラの衣装。
豊Pさんは生前、私たちをよく笑わせてくれました。
徹夜で仕事をしていて、仮眠をとっていると、
豊Pさんは寝ているうちに服が脱げて行くんです。
最終的には全裸に近くなり、ハンケツが出ていることもありました。
若い頃は、夜になると社内を全裸で歩いていたそうです(本人談)。
だから、棺の中のあの冗談みたいな格好は、
本当に、豊Pさんの冗談なんじゃないかと、だんだん思ってきました。
「最後の冗談・・最高っす・・」
勝手に思い込むワシ。
隣りで涙を拭いているF川さん。
・・・?・・涙?
帰り道。
「ほんっとうに、あのジジイ、あの世でぶっ飛ばしてやりますよ!」
そう繰り返すF川さん。
「でもF川さん、ジジイの顔見て泣いたから罰金ですよ」
「末代までの恥だね・・」
『ガハハハ!F川の野郎、人前で泣いてやがる!我が輩の作戦は成功、ざまあみろ!』
新橋にある豊Pさんの行きつけの居酒屋には豊Pさんがキープしていたボトルが残されています。
それを飲み干してやろうかな。豊Pさんが好きだったマカロニグラタンでも食べながら。
なんてことを、思いつきました。
するとF川さん。
「いや〜、豊Pさんが死んで頭来たんであのボトル、全部飲み干してやりましたよ」
「え、・・・・え〜〜〜〜〜〜〜!?」
「大丈夫ですよ、ちゃんと新しくボトル入れておきましたから。『豊P』って名前書いてあるんで、そのボトル飲んでいいですからね、いつでも」
やさしいところあるでしょ?F川さんも。
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プロフィール
HN:
すずめ映像
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1972/02/22
職業:
映像つくる仕事
趣味:
映画みたり、絵かいたり
自己紹介:
管理人のすずめです。
松葉町に住んでます。
子どもが二匹います。
放射能が嫌いです。
よろしくお願いします。
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